キャッシュフロー計算書〜事業(収支)の整理〜
経費に対して売上が少ない。このままだと後何ヶ月もつかわからない。
自分の生活もままならない。事業をたたまないといけないかもしれない。
そんな不安に苛まれている事業者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
不安はあってもいいのかもしれませんが、不安は縮こまって後ろ向きになる時間をただ増やすだけの役に立つばかりで、具体的な物事の解決には役立ちません。
これから数回にわたって述べる方法は事業を黒字にする魔法ではありません。
現状を変えるための具体的な策に向かって進むためのきっかけになる方法です。
「赤字の試算表、借入金ばかりが増えていく試算表、それは自身の感覚(感想)とも一致しており、そのようなものを改めて見ても意味がない。」
それはある面では正しく、ある面では少し間違っています。
財務書類に表されているのは結果です。それを見つめその原因をつきとめ解決しない限り事業は好転しませんし、ぼやっとした感覚だけからくる不安を取り除くこともできません。
現実を知れば、意外と安心できるかもしれません。
現実を知れば、くよくよしている場合ではないと気づきます。
現実を知れば、それに抗う前向きな気持ちが生まれます。
財務書類にはそんな力があります。
これから数回にわたってその現実を叩きつけてくれるキャッシュフロー計算書を紹介していきます。
ぜひ参考にして、一緒のこの難局を乗り切りましょう。
0コメント