なんのために記帳するのか

そもそも記帳とは、企業で働く全てのひとがとった全ての行動を数値としてまとめることです。よってそこには企業の方針や慣習なども如実に現れます。
記帳の結果できあがった書類は、月ベースでまとめたものは月次試算表と呼ば れ、1年間の取引をまとめたものであれば決算書と呼ばれ、後者は税金(所得) 計算の下地となります。

記帳の表示について

ところで記帳の結果出来上がった書類を正しく税金計算するために利用する場合、誤解を恐れずに言えば利益さえ正しく表示されていれば問題ありませんが、 業務改善に役立てるための書類として活用したいのであればどうでしょう? この場合は結果(利益)よりも利益に至った過程(売上や経費)に視線が注が れるのではないでしょうか?

両者の比較 〜例:運送業〜

<税金計算のための費用項目表示>
 ・修繕費、燃料費、有料代、保険料
<業務改善のための費用項目表示>
 ・車両維持費
細目...車検整備代、軽油代、ETC 利用料、自動車保険料
もと(企業がとった行動)は同じでも、利用目的に応じて記帳表示の工夫をし なければ、得られる効果がゼロなどということもあるのではないでしょうか?

株式会社 good wAve

経理代行、経理事務、各種財務書類作成代行、財務コンサルティング

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