固定費の変動費化
突然ですが、過去3年のプロ野球セリーグ優勝チームの勝敗表は次の通りです。
2021年 73勝52敗
2020年 67勝45敗
2019年 77勝64敗
今回注目して頂きたいのはどの年度も全勝優勝しているチームはいないという点です。
事業の采配
ところで、皆様の中には顧客からの受注に対して自社能力と外部能力(外注)を使い分けている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
その場合の外注を使う基準は何でしょうか?
もし、その理由が自社能力の許容範囲にあるのであれば利益基準を設けてみてはいかがでしょうか?
売上と固定費、変動費の関係
以前にも書きましたが、売上がグンと伸びた場合、固定費(自社能力)が多いと利益も売上に比例して伸びますが、反対に変動費(外注費)が多いと前者に比べて利益の伸びは緩やかになります。
勝たなければならない試合、負けてよい試合
土日祝完全週休二日制も確かに必要なことかもしれませんが、例えば2月は土日祝日が10日あります。それを絶対に付与することを条件に必要なときに必要な労力を最大限投入できるような体制を整えることで、利幅のよいもの(勝てる受注、勝たなければならない受注)は確実にとり、利幅の少ないもの(次の勝てる、または勝たなければならない受注のために負けてよいもの)は外注に出すなど柔軟な経営ができるようになるのではないでしょうか?
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