貸借対照表の面白みについて
事業主の方にとっては【損益計算書】で表示される売上、経費、利益といっ た項目は感覚的に理解しやすい一方で、【貸借対照表】で表示されていることは、 何を意味するものなのか、そもそも利益と同じくらい大事なことが表示されて いるのか等いまいちその使い方がピンとこない書類というのが実際のところで はないでしょうか? そこで、今後数回にわたってその魅力をお伝えしていきます。
<資金の調達源泉>と<その調達した資金の運用形態>
貸借対照表の役目にはいろいろあるようですが、その一つに <資金の調達源泉>と<その調達した資金の運用形態>を示す書類であると いう見方があります。 表で示せば下図のように貸借対照表を真ん中で右と左に分けてそれぞれに異な る役割を認める見方です。
<具体例>
以上を一表にまとめると下図のようになります。
※正式なものと表示形式(配列方法)は異なります。
終わりに
<資金の調達源泉>と<その調達した資金の運用形態>という言い方をしましたが、
表(左側)と裏(右側)という捉え方でも良いかもしれません。
左側は第三者からみて表に見える部分で、右側は見えない部分。
(派手に見える生活も、裏から見ると。。。)
次回に続きます。
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