確定申告で2020年を振り返る

個人の方はそろそろ2020年の決算が確定した時期ではないでしょうか?

2020年は新型コロナウィルスの影響で多くの事業者の方が、苦労した一年だったのではないかと思います。

2020年の決算書は宝の山!?

このような主に外的要因を理由として、収入が減少したときにこそできる事業の見直し方法を今回はお伝えしたいと思います。

変動費と固定費

<前年比で売上が下がったのに利益が横ばい、若しくは若干の減少にとどまった。>

このよう方は事業の経費構成上、売上に変動する形で生じる経費の割合が高いと思われます。

代表的な項目は仕入、交際費、燃料費、アルバイト代などです。

要するに売上の増減に合わせて消費量を調整できる支出が多いということです。

このような経費構成の事業は2020年のような不況時には耐性が強いという特性を持つ一方で、好況時には思いのほか利益が出にくいという特徴があります。

<前年比で確かに売上は下がったが想定以上に損失が生じた。>

このような方は事業の経費構成上、売上とは無関係に固定的に生じる経費の割合が高いと思われます。

代表的な項目は家賃、正社員給与、リース料などです。

このような経費構成の事業は2020年のような不況時には耐性が弱いという特性を持つ一方で、好況時には想定以上の利益を獲得できるという特徴があります。

どちらも良し悪しですが、2021年の事業予算を立てる上でも、これまでの事業の見直しを行ううえでも2020年の決算書は非常に重要な意味を持っていると思います。



株式会社 good wAve

経理代行、経理事務、各種財務書類作成代行、財務コンサルティング

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