外部環境と事業の強みと弱み
新型コロナが日本に暗い影を落として早1年が経過しましたが、このような中でも例えば飲食業界では、デリバリーやテイクアウトにもともと定評のある企業は売上を伸ばすなど寧ろ今の状況を追い風としている側面もあるようです。
自身の強みと弱みというのは、時代によっていかようにも変化する外部の環境とは切っても切り離せない関係のもののようです。
外部環境をポケモンカードに置き換えて考えてみる
ポケモンカードの攻撃カードには9つの種類(タイプ)があります。
それぞれは「じゃんけん」のように相手によって自身の強弱が変化します。
※相性の良い相手には自身のもつ攻撃力が2倍になります。
・例…強弱の関係性
炎タイプ…草タイプには強いが、水タイプには弱い
悪タイプ…エスパータイプには強いが、格闘タイプには弱い
といった具合です。
・具体例
草タイプ…攻撃力100、それに必要なエネルギー2つ、体力は200
炎タイプ…攻撃力100、それに必要なエネルギー2つ、体力は200
基本的に自分の番につけられるエネルギーは1つだけなので、お互い攻撃は2巡目からとなります。
草タイプは2巡目に相手に与えられる攻撃が100であるのに対して、炎タイプはそれが200(100×2)となり一度で相手を倒すことができます。
弱みが強みになる!?
ポケモンカードでは対戦相手とのカード相性は出たとこ勝負のような側面がありますが、事業戦略では外部環境(世の中の流れ)を事前に把握することができますので、ご自身では弱みだと思っていたことが意外と強みになっていたりすることもあるのではないでしょうか?
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