法人設立とは新たな家族の誕生

今年の流行語というわけではありませんが、個人的にお客様からお聞きした言葉で今年特に印象に残ったものを挙げます。

それは独身の会社社長が仰った言葉なのですが、「法人とはよく言ったものだ。本当に新たな人格が生まれました。一人で気楽に生活していたのだけれど、子どもができたのと全く変わらないくらい忙しくなった」と。

まさにその通りで、税金で言えば個人にも法人にも所得にかかる税金がそれぞれあります（個人には個人所得税、法人には法人税）。また、住んでいる町にはそれぞれ住民税を納めます。（個人と法人が違う町で生活（事業）をしていればそれぞれ異なる町に住民税を納めることになります）。

そのほかには光熱費や電話代などもそれぞれ払いますし、お付き合いもそれぞれ生まれます。

一人で気楽に始めた会社などと耳にすることもありますが、会社を設立するということは、実際は家族が一人増えることとあまり変わりはないのです。

今年も一年お世話になりました。

来年も皆様のお役に立てるように励んでまいります。

皆様よいお年をお迎えください。